セラミック&セラミックス

セラミックとセラミックスを学ぶ人のための初心者学習サイト

ひょんなことから、セラミックスの世界に飛び込んだ私の勉強した軌跡を、そのままWEB上に描いてみようと思い、立ち上げました。まったく業種の違う前職からいろいろなタイミングが重なってセラミックスという仕事に携わることになりました。人生とは不思議なものです。さて、勉強しながら、こんな面白い世界があったのだと、もの凄く感動しました。世界を股にかけて飛び回る営業マンに世界のオンリーワン技術を構築する技術者。ミクロやマイクロのという単位を自由自在に扱う職人たち。日本のものづくりは、伊達じゃなかったのですね。

目次

セラミックスの世界
セラミックとセラミックスの違い
窯業
セラミックスの構成成分
セラミックスが作り出す製品

セラミックスの世界

セラミックスの世界は、多くの製造業、例えば鉄鋼業に比べて知名度は低いかもしれません。何の仕事しているの?の問いは、心の底から面倒な説明義務が待っています。(個人的には、『縄文時代を極めた感じ』という説明が気に入っています。)しかし、『鉄は国家なり』と同様、『セラミックスもまた国家』であります。「産業の米」であります。戦後日本の復興は鉄でしたが、21世紀の日本を救うのは、セラミックスではありたい、こう切に願っています。・・・頑張っていきましょう!

セラミックス

セラミックス

セラミックとセラミックスの違い

さて、セラミックスのことをいろいろ勉強していくと、どうやら縄文時代の極めた感じというのがわかりました。最初、セラミックスってなに?という問いに焼き物のことだよ、と返答されたときはどうしようかと思いましたが、満更間違ってはいなかったようです。いろいろな企業を見ていると、たとえば愛知県の瀬戸市にセラミックスの代表的な企業が集まっているようで、瀬戸といえば瀬戸物じゃん!とのことで、瀬戸物の発展系かなぁ?と素人ながらに理解しています。
だとすれば、セラミックスの前にセラミックをやってみないといけないんじゃないかと。瀬戸物とまではいえませんが、簡単なものなら自分で作れるんじゃないかと。というわけで、セラミックスを勉強するために、最初にしたことは陶芸体験でした。自分の手で土を練って、形を整えて、炉で焼く。焼き物。これが結構楽しかったですが、ここで我々が確認しないといけないのは、セラミックスの前に伝統的なセラミックがそこにあり、新素材であるセラミックスのあらゆる出発点のようです。伝統的なセラミックから多くの人々の知性が混ざり合って、新しい新素材セラミックスが生まれたと考えると、非常に興味深く感じます。

半導体

半導体

窯業

セラミックやセラミックスは、もともと窯業(ようぎょう)と呼ばれていました。酸化ケイ素を主体として高温で熱処理する工業製品です。ろくろや型を作って粘土を成形し焼き上げるものです。もともと美術や工芸品、トイレやレンガとして、産業革命以降は工業製品としての色合いが強くなりました。現代では、多くの例外はありますが、セラミックスは焼き物(つまり、高温熱処理による粉末成型体を焼き固める焼結方法)で作られています。ちなみに焼物以外では、ガラスやセメントもまたセラミックスの仲間です。

セラミックスの構成成分

だいたいわかってきたと思うので、ちょっと難しい話になりますが、簡単に触れておきます。セラミックスの構成成分は、周期律表のほとんどの元素とその化合物によって、であります。主要なセラミックスは、アルミナ、シリカ、マグネシア、炭化ケイ素、窒化ケイ素、窒化アルミニウムなどはクラ—ク数の大きな元素からできています。それらはイオン結合や共有結合、もしくはその両者で結合されているのですが、それがセラミックスです。地殻を構成している石や砂を天然原料としているので、たとえば、クロムやニッケルような金属に比べて環境性は高いといえますが、経済性は金属に比べて高価なものとなることが多くあります。

セラミックスが作り出す製品

そして、この新素材のセラミックスがいろいろ凄くて、人類にいろいろな英知をもたらしました。このことは多くの人の知る通りです。半導体。トランジスタ。LED。太陽電池。スペースシャトルなどなど。そして我々の知的好奇心がやまない限り、どんどん発展は進み、未来を作っていくわけです。