セラミックスの環境性

セラミックスの環境性

セラミックスの環境性についてですが、日本の経済産業省を筆頭に日本のものづくりは環境性やエコ、省エネに向かって突き進んでいます。主要なセラミックスはアルミナ、シリカ、マグネシア、炭化ケイ素、窒化ケイ素、窒化アルミニウムなどで、これら石や砂の天然原料から作られている、極論すれば石や砂それ自体なので、有毒なものは余り存在しません。

目次

環境性
環境に役立つセラミックス製品

環境性

有機物や金属を廃棄する時は環境に悪影響を及ぼすことがあります。たとえば、高性能エンジンにはクロムやニッケルなどの超合金が使われますが、これが環境上の問題を引き起こすので、セラミックスを代替に使用した、という例もあります。その他、鉛や水銀、六価クロムの有毒元素を含む化合物なども甚大な悪影響や公害を環境に及びます。
有機物は、燃やすと二酸化炭素(高温では一酸化炭素)の発生は避けられず、有機物の構成元素である炭素、酸素、水素、塩素が熱せられると発生するダイオキシンも発生します。その 他毒性の強い物質や癌発生に影響のある有機物質は多く、問題が発生します。
この点、酸化物セラミックスを破棄するには土や砂に戻せばいいことであるいは原材料としてリサイクルすることも難しくありません。

環境に役立つセラミックス製品

セラミックスはその性能を生かし環境に役立つ製品が多くあります。ろ過をできるセラミックフィルター、断熱効果のある多孔質セラミックス、マイクロサーム、セラミック繊維、間接的には省エネにつながる、たとえばLEDの普及は電球や蛍光灯に比べて電気使用量を半分にしました。クリーンエネルギーである太陽光発電もセラミックスが鍵となって使われています。